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2018/05/23

MESA/Boogie Head-Track 発売、2台のアンプで1台のスピーカーとペダルボードを共有するスイッチャー


メサブギーが新製品Head-Track を発売しました。2台のアンプで1台のスピーカーキャビネットとペダルボードを共有するための、アンプ&エフェクトループスイッチャーです。




ヘッドトラックの使い方は、まず本体の各端子にギター、2台のアンプのインプット&エフェクトループ&スピーカー出力、ペダルボードの入出力、スピーカーキャビネットを接続。

そして本体のフットスイッチまたは別売のリモートスイッチを踏むと、2台のアンプを切り替えられます。

またリモートスイッチを使うと、ヘッドトラックをアンプの近くに置けるため、配線を引き回す必要が無くなり、足元をスッキリさせられます。


なおペダルボードは常に共有されますが、ヘッドトラックのセンド入力の前にエフェクターを挟むことで、そのアンプ専用に使えます。

そのほかコンボアンプのスピーカーを共有したり、エフェクトループのみを共有したり、エフェクトループのあるアンプと無いアンプを組み合わせたりと、様々な使い方が可能です。


MESA/Boogie Head-Track は実売399ドルで販売中。ニッチながら確実にニーズのありそうな製品です。

なお競合製品としてはRadial のHeadbone シリーズがあります。エフェクトループの共有機能はありませんが、価格は259ドルとメサより安価です。



また関連する注意点として、真空管アンプはスピーカーを繋がずに電源を入れると壊れます。

そのためHead-Track やHeadbone のようなアンプスイッチャーは、スピーカーの代わりにダミーロードを搭載し、使っていないアンプを保護しています。

なのでシンプルなA/B スイッチを使って、1台のキャビに対し2台のアンプを切り替えようとすると、高確率でアンプが壊れるのでやめておきましょう。

ソース:MESA/Boogie - Head-Track
参考:Radial - Headbone
キョーリツコーポレーション - MESA/Boogie 製真空管アンプでスピーカーを繋がない状態で電源を入れても大丈夫ですか?
サウンドハウス - Radial 一覧

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